■西国 粉河寺 巡礼 第1話-②
御朱印帳も買ったし。
さあ、記帳して貰おう。
しかし、値段もよく分からない。
代 300円
それなら安心して払える。
こんなん言い値やからもしかしたら高い?
よかった300円で、私は大丈夫。
本堂の中で、財布をごそごそして御朱印帳とお代をお坊さんに手渡し暫し待ちます。
おお〜。
墨の威力か、なんかありがたい。
かっこいいね。
これなら、御利益あるよ。
なんて書いてるのかよく分からない。
余計に効き目があるような気がする。
ね、ばぁちゃん。
これなら、孫の眼も大丈夫だよ。
心配ないよ。
何の根拠も無いけど、観音様の力があれば何とかなるかも。
ちょっとの気休めでもありがたい。
自分が頑張ってもどうにもならないことは、どうにもならない。
やっぱ神頼みもいるよ。
これは、仏さま頼りだが。
ご本尊は千手千眼観世音菩薩。
御朱印帳に、
漢字が一杯並ぶと更に効き目たっぷり感あり。
お賽銭でお参りしただけでも功德は変わりないだろうが、こうして記入して貰って持ち帰るとありがたいものだ。
なんだかんだで、ばあちゃんの孫への心配も少しは気休めになればいいのだから。
どんだけ心配するなというより効き目は抜群。
こころの明るさの方が大切だ。
これでひと安心。
じゃあ、家に帰るか。
初めての記帳はこんな感じでした。
23年経て、今年の正月に無事に障害もなく育ててくれたこの粉河寺にお礼に行きました。
次回、新しい道路で近くなった粉河寺へ。