■西国 粉河寺 巡礼 第1話-①
姪っ子が700gで出生した。
もしかしたら未熟児網膜症になるかもとの心配から、ばあちゃんを車に乗せ、先ずは眼の神様仏様と粉河寺を目指す。鉄ちゃんではない私では、JR和歌山から和歌山線で粉河で行くことの選択肢は無し。
大阪から粉河寺は、高速道路で阪和道通っても遠回り、国道371号で橋本市経由も何となく遠回り、思い切って地図上では一直線で国道480号で和泉葛城山を横切り粉河寺を目指す。
峠を越えるくねくね道。
遠い。
マップルの道路地図では平坦だが、実際はくねくね立体に山を登っていく、そして下っていく、回り道した方が良かったかと後悔との戦い。
だんだん麓らしき果物畑や田園風景に、やっと辿り着いたという遠さを覚えている。
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粉河寺のホームページ
粉河寺に着くと、でかい大門が迎えてくれる。
ご立派な門。
くぐっていくと、以外と広いのかな。
何も知識なく、ばあちゃんこれだけ立派な寺やから大丈夫ちゃうか。
孫の眼のことは心配ないで。
拝む所はどこかいなと進んでいくと、岩が目に入る。庭園と書いてあるが、
威圧感がある。他では見られない異様なパワー。
その庭?越しに本堂がまた2階建てのように巨大建築が迫る。
知らずに、田園風景からのんびり行くとビックリした。
本堂でかいな〜。
昔は、よほどの大金持ちからの支援があったのだろうか。
お賽銭入れて、寺内をふらふら見物していると、御朱印帳が目に入る。
あ、ばあちゃんこれ買ったるわ。
2,3種類はあったかと思うが、どうせなら一番大きいの買ったるわ。
これが西国三十三ヶ所の巡礼スタートとなる。
平成7年6月4日。
A4判ぐらいかな、これが一番大きそうだからこれにしよ。きっと大丈夫。御利益あるで。
次回、初めて記帳してもらう。
◀西国 粉河寺【0001観】もうどうすることもできないときは神頼み。