三十三観音巡礼  非公式サイト(煩悩充実日記)

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【0041 観】大都会で味わう観音信仰 浅草寺

昭和32年歌謡

「東京だよおっかさん」

私は、生まれておりませんので、リアルには聴いてはおりませんが、

島倉千代子さんの歌声は、知っております。

終戦後の観光かな。

お母さんを連れての東京観光。

皇居の二重橋の記念写真は必修レベルに大事なんだろうな。

ここまでは、なんとなくわかる。

 

この歌詞に2番、3番があるのは知りませんでした。

 

1番、皇居を歌っています。

久しぶりに 手をひいて
親子で歩ける うれしさに
小さい頃が 浮かんできますよ
おっ母さん ここがここが二重橋
記念の写真を とりましょうね

 

ここまでは、よく聴いたフレーズ。

東京観光で、生まれのうちのおかんも一応連れて喜ぶかなと行った具合です。

 

2番、靖国神社だろうな。
やさしかった 兄さんが
田舎の話を 聞きたいと
桜の下で さぞかし待つだろ
おっ母さん あれがあれが九段坂
逢ったら泣くでしょ 兄さんも
さあさ着いた 着きました

 

こんな歌詞があったんですね。

日本の公共放送で放送禁止にしていたらしい。

GHQに、事実上はまだ占領されているってことでしょう。

ここは、なんとかしないと本当の幸せには程遠い。

悲しいかな令和になっても占領されている状態は続いている。

一般の18禁なら分かるが、こんな優しいこころを、歌えなく放送できないなんて、何を目指しているのやら。

 

3番も、家族の思いも言えなくなるような暮らしがどんな人を育てるようになるのか。

そうなると。

金だけが価値観なんかになって、観音様お願いします。

これでは、本来の日本ではない。

そんな国がいい国とは到底も思えない。

観音巡礼からでも戻さなくては。

 

このブログでは、観音巡礼なので3番に浅草観音が入っているところに注目したい。

 

3番、浅草寺への観光

達者で永生き するように
お参りしましょよ 観音様です
おっ母さん ここがここが浅草よ
お祭りみたいに にぎやかね

 

お母さんの長寿を歌では願っております。

浅草観音なのです。

戦後も浅草寺は、人がいっぱいだったんだろう。

 

2007年に、関東に引っ越す。

転職の為。

休みの日には、東京観光でいや関東巡りか。

日光行って、箱根行って、新宿、渋谷、原宿、

当時、六本木ヒルズ東京ミッドタウンなどなど物珍しさに色々と周る。

もちろん、外国人と同じで浅草寺も外すはずなく行く。

 

朱印帳を、めくると、

2009年1月11日

浅草寺へ行っている。

引っ越しして一年半過ぎたぐらいかな。

 

仲見世を抜けて、

この時、浅草名所七福神ののぼりが目に入る。

 

御朱印の暖簾が掛かる。

ふらふらと惹きつけられ、暖簾をくぐると、三十三観音御朱印帳が並ぶ。

坂東三十三観音霊場? 

あ、関東(坂東)でも観音霊場巡りがあるんだ。

ここで、初めて板東三十三観音霊場を知った。

坂東三十三観音霊場専用の御朱印帳も売っている。

欲しい。

買おうかな〜。

 

長女も2歳位なので、まだまだ御朱印は関係ない。境内の鳩を追っ掛け回すのに必死だ。

 

買おう。

早速買って記帳してもらう。

 

あ〜、久しぶりに記帳してもらった。

なんか嬉しい。

あ、これで関東観光にも心が入るような気がした。

板東という言葉の響きも気に入った。

 

どうしても地元とは思えない超高層ビル群の中で、働いて暮らしても、地に足が着いた気がしなっかった東京で、御朱印を記帳してもらっただけで、関東に暮らしてもいいよ言われたような気がした。

住んでもいいのかなと承認を得たような気がして安心した。

 

長女が、鳩を追っ掛け回すも、鳩は舐めきっている。

悠々と歩き餌を啄ばんでいる。

平和の象徴。

大都会の中で、年間3000万人とも言われる来訪者を集めるこの喧騒間でも癒されるこの空気感は浅草寺ならではないでしょうか。

まさしく、浅草寺、人も町も含めて全てがパワースポットに感じる。

東京の根底に流れるパワーの源。

街を支える力はここにあり。

 

でもその中心の中の中心。

パワーの源の中の源。

意外と知られていないのではないか。

本堂の中

聖観音菩薩。

浅草観音

これだけ、多くの参拝者を集めても、

正月なんて290万人とも

東京ドームでもコンサートでも5.7万人、どれだけすごい数かわからないぐらい参拝したとしても。

聖観音菩薩は、誰も見たことがない。

絶対秘仏

見ては行けない掟。

寺の住職でさえ見れない。

645年以来、誰も見れないまま2020年だよ。

見れなくても、

これだけの繁栄。

浅草観音さまのご利益がとんでもないことがわかる。

もし、観音さまがいなかったとしたらどうでしょうか。

こんな喧騒になっていただろうか。

 

次回、浅草寺をゆっくり巡る。

つづく。