ここに、阿弥陀如来さまと左右に観世音菩薩と勢至菩薩が脇を固めた三尊仏が絶対の秘仏として祀られている。
なので善光寺の本堂たる本堂で、歴史、参拝動員どれをとっても日本仏教を代表する本堂なのだ。
全国から人を集めるパワーが溢れ溢れかえっている。
今回は板東三十三ヶ所巡礼満願のお礼参りが主旨なのだから、ここまで連れてきて来てくれた三十三観音さまへの感謝を忘れずにしなきゃいけないいけない。
ワクワク感で、ただの観光になりかかっている。
お線香の煙が広がる前には本堂の大迫力が迫る。
本堂に近づくに、大屋根が左右に視界にと広がり、真下まで来ると、おっおっきいな〜と子供ゴコロに帰らせてくれる。
その幅に合わせて大きな木造の階段が待っている。
一段一段大きな屋根を見ながら登って行く。
本堂内部がもうちょっとで見られる。
ワクワク。
階段上部から本堂内部を見ると、暗く先が見えない。
奥が深い。
なんかパワー秘めてそう。
階段上がってすぐに、内部が広いので一店舗あるかのような功徳万歳のグッズの売り場が待ち構える。
お守りも渋い柄からリラックマまで屋根のように幅広く種類も多い。
娘がリラックマの魅力に捕まる。
本堂の奥から来るとてもないパワーを受けて、買ってよと強い念力が飛んでくる。
圧の威力が強い。
リラックマお守りを買わされた。
その他にも、線香に数珠に善光寺ロゴが輝く。
グッズには、そのお寺の観光お参りポイントが表現される。
びんずる尊者も可愛くイラスト化されている。
ツルツル頭で赤い尊者。
お釈迦様の一番弟子のびんずる尊者。
大きめのお寺では、本堂の端っこに置かれ気味で、参拝者に撫で撫でさすられ、腰や頭や目の病いを治してもらおうと人気の仏像。
人気はあるが地味な存在。
善光寺では、びんずるさんは特別なのかメモ帳や各種グッズにもなっている。
ご朱印も撫仏と記帳されるメイン扱い。
グッズに目を奪われて、びんずる尊者を見逃していた。
なんと、本堂入りど真ん中にいらっしゃるではないか。
人の列になっている。
通称、撫仏。
でか。
デカすぎて目に入ってこなかった。
立派な台座に座られている。
病気を治せる神通力にあやかりたいのはみんな同じ。
列になって順番待ち。
今の日本では病気を治す病院薬局は人気どころ。
私達も並ばさせていただきます。
身体中に至る所、頭でしょ。顔でしょう。それは神通力で治らなくてもしょうがないとしても、膝に腰でしょ。目もそうだし、肝臓の数値も正常にして欲しい。
びんずるさん撫でられすぎてツルツル。
顔の彫りも消えかかってる。
順番が回ってきて、びんずるさんを撫で撫で・・・。
お父さんお腹弱いでしょ。
腰もやっときゃなきゃ。
撫でなければならないところが多い。
一人では撫で切れないので、ありがたいことに神通力を家族の手も加えて急いで急いで。
多くの人が列で待ってるからね。
やっと思いで撫で終え、気持ちも元気になり善光寺本堂の奥へ進む。
広い本堂も中頃に柵があり、広い畳部屋、豪華な装飾は見えるが中には進めない。
ここまでが、本堂外陣で無料で楽しめるのはココまで。
ここから奥は、有料アトラクション本堂内陣券が必要。
次は、内陣お戒壇巡りへ。