山門に続いて、有料のアトラクションの経蔵(きょうぞう)へ。
名前の通り、経典を収めている蔵。仏教の教えの資料などの書物を保管する倉庫。
立派な歴史あるお寺だと経蔵を備えている。かなり立派なお寺の証でもあるかな。
流石、善光寺。
重要文化財の経蔵をお持ちである。
拝観料は300円。
さらに、経蔵の中に書物を保管する本箱がなんと回転するのである。輪蔵という。
八角形の金色に輝く巨大な本箱に、腕木が施され、腕木を体ごと押して本箱を駒のように回す。早速、押してみる。
う、重い。
回らない。
もう一度、腰を入れて、う〜。
押し込む。
結構重いんだな。
動かない。
みんな〜押して。
家族総出で、腕木を押し込む。
子供は腕木で遊んでるみたいなものだが、みんなで押すよ。
う、動いた。
歩いて押していく。
回転。
ほんと輪蔵だ。
ちょっと嬉しい。
段々軽くなって回り出す。
一切経が納められています。
黄檗宗の鉄眼和尚が、人生かけて木版を不屈の精神で作成した逸話のある一切経。
仏教の百科事典。
読み切らない6771巻なる莫大な量。
簡単には読めないよ。
日常の仕事捨てなくてはならない。
作成なんて人生かけざるえないよ。
その功徳が、くるりと回せば手に入ると言われている輪蔵。
我が家の家族が、輪蔵が動きだし嬉しそうにキャハキャハ喜んでいる。
すでに仏教の功徳は手に入れているようだ。
ディズニーランドでのメリーゴーランドは言い過ぎか?ディズニーシーより更に大人向けのアトラクションで地味ながらありがたいかも。
仏教を勉強もできました。