三十三観音巡礼  非公式サイト(煩悩充実日記)

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【0027観】善光寺 一大テーマパーク仁王門から山門へ

真っ直ぐ先に寺門が見える。

かなりデカそう。

北向観音のかわいい参道を見たばかりで、スケールが違う。

 

駐車場から既に、左右には美味しげなお店がいっぱい。歩道に車道も道路も石畳で整備され、ここは文化財あるぞ地域だぞ。

風景も正される。

善光寺の表参道は、北国街道であり善光寺街道

歴史があり由緒正しきお店が並ぶ。

お参り後はランチにしよう。

信州まで来たのだから蕎麦にしようか何食べようか迷うな。

門前町は老舗グルメスポット。

また煩悩が湧いてくる。

 

大阪のUSJのテーマパークは、駅からユニバーサルスタジオに行くまでのユニバーサルシティウォーク、ホテルの間を抜けてゲートを潜りチケット売り場。

気分を盛り上げる。

USJも駅から門前からショッピングが待ち受ける。人気スポットは人も店も引き寄せる。

 

善光寺もウインドウショッピングしつつ、一つめのゲートが待ち受ける。

かなりデカそう。

ドドーンと仁王門。

この再建が大正7年(1918)と意外と新しい。

それでも100年か。

写真撮りたくなる。

流石、善光寺

超豪華な仏像の金剛力士が睨みを利かす。

門の下まで到着すると、足がでかい。

親指まで力強い。

ふくらはぎの血管まで力強い。

高村光雲や弟子の米原雲海が、善光寺で仁王像も作ってたんだ。

高村光雲の猿の彫刻とか以前写真でみたら、めちゃくちゃ凄い。木から彫ってる像なのに今にも動きそう。動きだけでなく静かにものを考えてるみたいで、猿と言っても賢そうで別格の彫刻。

動物を彫ってもめちゃくちゃ凄い。

弟子も仏像彫ったらこんなに凄い。

善光寺の仁王像みたいな巨体も彫れるんだ。スッゲーカッコいい〜。

こんなの凄い彫刻は、日本にはあっても世界中を探してもないよ。

門の左右に阿吽の呼吸で仏様を守護してる。仁王像の裏側にも、三面大黒天像に三宝荒神像。

美術館でないので無料で楽しめる。

 

巨大仏教テーマパークはまだまだ続く。

 

善光寺は遊び出すとキリがない。

一日では、到底周りきれない。

東京ディズニーリゾートと同じで一日では遊びきれない。

なのか、宿泊施設が山ほどある。

ホテルもいいが、ここは善光寺ならではを楽しみたい。仁王門の周りには39もの宿坊があり一度は泊まってみたい。

仏教らしくお寺が宿になっている宿坊スタイル。(昔は本堂にも泊まれたようだ。流石に今は文化財保護、祈り文化を保護するのは難しい)

しかし、まだまだ大丈夫。

宿坊は生きている。

各宿坊ごとに、大日如来から阿弥陀如来薬師如来、弁財天などキャラクターがあり、ディズニーランドならディズニーホテル、ミッキーやドナルドの部屋みたいな感じ。

宿坊によっては。精進料理など仏教チックのディナーの提供もあり。宿泊者ならではの御朱印もあって特別感あり。

なかなか、遠方から軽く参拝出来ないのが善光寺名物の早朝イベント法要。日の出からの参拝の「お朝事(おあさじ)」。

ディズニーランドでいうとシンデレラ城の前でミッキーのダンスショーみたいな毎日のイベント。

国宝本堂で、365日毎朝、僧侶による読経に念仏ショーいや法要がある。

そのショーが開かれる本堂まで住職がパレードもしてくれる。頭を下げて黙って待っていると、住職が数珠で頭を触れてくれます。

名付けて「お数珠頂戴」。

超〜御利益ありそう。

本堂でお朝事法要は、朝早すぎて宿坊にでも泊まらないと参加しにくい。宿坊によってはお朝事法要のガイドしてくれるようだ。

本来ならわたしも泊まりたいが、日程から今回は断念せざる得なく、次回は宿坊に泊まってお朝事には是非参加してみたい。

 

仁王門を抜けると、仲見世通りの店の賑わいの先には、更にデカイ寺門が待ち構える。

おお〜。

格式高き二重門に善光寺の山門が見えた。

これぞ善光寺の風格。

庶民も救う。

一大テーマパークの本番はこらからだ。

つづく