三十三観音巡礼  非公式サイト(煩悩充実日記)

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【0008観】帰り道、何も知らずに向かった 西国 第四番札所 槇尾山 施福寺

第三番札所 粉河寺からの帰り道、車のハンドルを第四番札所の施福寺に切る。

姪っ子の眼病平癒で、母(姪っ子からみればおばあちゃん)を、粉河寺でお参りし、

 ーーー(以前のブログ記事)【0002観】 西国 第三番 粉河寺にて 御朱印帳を手に入れる。リンク先 ▶西国 粉河寺 巡礼 第1話-①へ ーーーーーー

たまたま西国霊場御朱印帳を手にいれ、その帰り道。

あの峠道、国道480号。

あの狭い、クネクネした道を上がりのぼり大阪府へ入る。

また下って下って帰り道。

西国 第四番 槙尾山 施福寺の看板が見えた。

 

「ばあちゃん札所があるで・・・。」

「ちょっと寄ってみるか?」

「さっき、御朱印帳を買ったし・・・。もう一ヶ所、御朱印帳に書いて貰おうか?」

 

でもちょっと時間が、夕方になりかかるぐらい。

 

「開いるんかな?」

 

「まぁ、あかんかったらしゃあない。行くだけ行ってみよか」

ハンドルを槙尾山に切る。

ちょっと、急ぎ気味でまた、山道を車で駆け上る。

またここは、大阪なのに山の中の山。

 

姪っ子はここまでお祈りすれば絶対大丈夫。眼の病は心配は無くなるよ。

行こうばあちゃん。

 

全速力で運転。

ちょっと日も陰ってきた。

駐車場もまばら。

駐車場に止め、さあ行くか、御朱印帳に書いてもらうで!

寺の看板を頼りに急ぎ足で向かう。

でも〜えらい山の中やな。

大阪とは思えない。

 

こんなとこ、大阪の人間でも来たことないんちゃうか。

私も、地元と言えば地元。大阪の南。

家に帰る途中のちょっとした寄り道だが全く未体験。

 

さあ、車を降り寺を目指して行くと、ハイキングのフル装備のご夫婦が降りてくる。

山を登り?

また、ハイキング風のご家族三人連れが降りてくる。

こんにちは〜。

山のハイキングだ。

お寺の開園時間が気になり、お寺は開いてますか?と下ってくる人に尋ねると。

「もうすぐ閉まっちゃうかもよ」

え、それは困る。

ココまで来たのに。

「急がな間に合わへんかもよ。がんばってね。」

ありがたいのかありがたくないのか、応援のコトバが返ってくる。

 

でも、やっとのこと一歩一歩の山道を登っているばあちゃん連れて間に合うかな?

このあと、二人で槙尾山。

槙尾山は山なのだ。

施福寺は、山なのだということを知らされることに。